手の運動の様子をご紹介(セラプラスト編)

2025-11-02 (最終更新日: 2025-11-02)

こんにちは!カレンダーをめくり「もう11月か」と驚きますね。朝晩の冷え込みに温かい飲み物が恋しくなってきました。

今日はリハビリデイサービス阿東リハで手の運動として使用しているセラプラストを利用している様子のご紹介です。

最近、手の機能低下に関するお悩みを伺う機会が増えています。

  • 字を書くと手が震える、字が薄くなる
  • ペットボトルの蓋が開けにくい
  • ボタンが留めづらい
  • 洗濯ばさみが使えない
  • 箸や薬をよく落としてしまう
  • ズボンの上げ下げに時間がかかる など

原因は、加齢による筋力の低下病気の影響、または手以外の部位の問題などさまざまです。
阿東リハでも、上記のようなお悩みを持つ方がいらっしゃいます。

手の筋力トレーニングというと、ハンドグリップを思い浮かべる方も多いと思いますが、
阿東リハでは「セラプラスト」を使用した運動も取り入れています。

セラプラストでは、握りこみ以外のさまざまな方向への筋力運動が行えるのが特徴です。
また、種類によって硬さが異なるため、手への負担を調整しながら安全に運動を始めることができます。

たとえば、ズボンを引き上げるときの「親指と人差し指でつまむ」動きは、
ハンドグリップでの単純な握りこみ運動とは少し異なります。
セラプラストを使うことで、こうした日常動作に近い手の使い方を意識した運動も可能になります。

また、片麻痺のある方で、麻痺側の手を使う機会が少ない場合にも、
セラプラストを使った軽い運動から始めることで、手の使用機会を増やすきっかけにもなります。

阿東リハでは様々な道具を使用しながら、個別にプログラムを一緒に考えています。

手の機能維持や改善のために、無理なく楽しく続けられる運動を一緒に見つけていきましょう。

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